正規教員を辞めて非常勤講師に 保険・税金はどうなるか

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「正規教員は仕事が辛すぎる」

といった理由で非常勤講師やアルバイトなどに仕事を変えようと考えている方は必見です。

私自身は小・中教員から高校の教諭に転職をしたくて採用試験を受けたものの不合格だったため、高校の非常勤になろうかと考え中です。(募集があれば)

こちらの本を参考にしていますので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

なおこの記事の前提として、私自身の30代、妻子ありの場合です。

また、この記事ではおおまなかイメージを掴んでいただいて、詳細は勤務校の事務さんなどより詳しい人に確認をすることが必須です。

みなさんの参考になれば嬉しいです。

保険は自分で【国民健康保険】に加入 or 公立共済組合を継続(2年間)

普段自動的に掛け金が支払われているためあまり意識しませんが、正規教員は公立共済組合(会社員でいう【健康保険】)に加入しており月2万円程度天引きれています。

そのため、通院したときは組合員証を提示することで治療費は3割負担で済みます。

正規教員を辞めると公立共済組合を退会するため、なにもしないと治療費が10割負担になってしまいます。

そこで、一般的には教員を辞めてから14日以内に市区町村役場で【国民健康保険】(自営業・アルバイトなどが加入する保険)に加入する手続きをします。

【国民健康保険】の保険料は市区町村によって異なるため、住んでいる場所の役場のシュミレーションサイトで確認することができます。

また、公立共済組合には『任意継続組合員』という制度があり、1年以上組合員だった場合、任意で2年間は継続できるとという制度があります。その場合は、今までの雇用者負担分も自分で支払することになるので、2倍の月約40000円支払うことになります。

国民健康保険】の場合は扶養の制度がないため、家族全員の加入が必要ですが、公立共済組合は扶養があり保険料は1人分で済みます。

そのため妻子がいる場合は【国民健康保険】に加入するより、公立共済組合で任意継続をした方が保険料が安くなる可能性が高いようです。

詳細は事務さんなどに確認をしてください。

先日配られ冊子に、このような記事がのっていたので、こちらも参考にしてください。

住民税は前年度の所得で決まるので退職1年目は注意!

仮に3月31日で正規教員を辞めて、4月から無職になったとしても住民税は正規教員だった昨年度の収入で決定・支払いをするので、1年目は要注意です。

今まではそれなりに収入がある中で給料から天引きだったため負担を感じませんが、収入が減る、もしくは全くない中で、例年と同程度の60万円を自分で支払うので、かなりの負担を感じることになります。(もともと住民税は1年の遅れで支払うものなので、損をしているわけではありませんが)

何も知らないと相当焦ると思うので、心とお金の準備をしておきましょう。

所得税は特に心配なし

所得税については、収入が減ればそれに応じて所得税も減るため特別心配する必要はありません。

知っていれば怖くない 自分の選択を信じて

私もまだどうなるかわかりませんが、調べていく中で正規教員を辞めることはもちろん金銭的には苦しくなりますが、不安は少し減りました。

まぁ何とかなるかなと思っています。

みなさんも自分の選択を信じて、行動していきましょう。

みなさんの参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

 

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