愛知県【退教互】のメリット・デメリット 

愛知県の教員の方は、30歳の年に「今しか入会できないけど、どうする?みんは入っているよ」と言われ、何も考えずに入会した方も多いのではないでしょうか?私はそうです。

私は、入っていたけど2年前に退会しました。

どのような団体か、どのような理念でできたかは、興味もないし知らないので、退教互の運営規則に書いてある、お金の面でどのような制度なのか、簡単にまとめました。

本当に必要かを考える参考になれば嬉しいです。

掛け金は? 給料の1000分の12×300か月

退教互に入会すると、毎月掛け金を支払います。金額は給料の1000分の12です。ピンとこないと思いますが、私の場合は月約4000円です。入会されている方は、毎月事務さんから配られる「厚生諸明細書」に書いてあります。

私は今は4000円ですが、給料が上がればそれに1000分の12を掛けていくので、掛け金も上がっていきます。

そしてこれを300か月支払います。ざっくり計算で4000×300=120万円以上支払います。

これで、退職後に【退職会員】になる資格を得ることができます。

なお、配偶者がいないと、払い込んだ半額が戻ってきます。私は該当しませんが。

退職会員のメリット

退職会員になると何がいいのでしょうか。

それは、(支払った医療費ー3000円)の6割が給付されます。これだ退教互の最大のメリットと思われます。

例えば、病院で5000円払ったら、(5000円ー3000円)×0.6=1200円が給付されます。

私がやめた理由

元がとれるか?

退職会員の資格を得るまでに120万円以上を払い込み、それ以上の給付を受けられるだろうか考えたときに、かなり確立が低い。まぁ互助会なので、助け合いなんだろうけど、みんな同じ給料貰っている公務員だから、自分のことは自分でなんとかすればいいと思います。

途中で教員やめる可能性は誰にでもある

退職まで教員として働き続けることが前提の制度なので、正直退職まで教員でいる自信がないです。掛け金の支払い途中で辞めたら払い損です。数万円戻ってきて終わりです。

早死にするかも

自分の家系は比較的短命なので、60代で死ぬかもしれません。もっと早く死ぬ可能性もあります。そう考えると、やはり支払損になる可能性が高いです。支払い途中で死んだら数万円もらえるそうですが、死んだ後に数万円もらっても仕方がないです。

請求がめんどくさい

もし退職会員になれたとして、病院へ行くたびに、請求書を書いて退教互に提出するのは非常にめんどくさいです。これは私の性格ですが。だったら、掛け金の分を貯金しておいて、貯金から払ったほうが楽ですね。

メリットもあるので、最後は自分で判断

人生100年時代に、死ぬまで医療費の6割が給付されるという安心感はあります。

私自身は、そこまで長く生きれない可能性や、何らかの理由で途中で退職する可能性なども考え退会しました。

なので、みなさんも一度じっくり考えてみてください。

制度を知り、考えた上なら、入会しても辞めても、どちらも間違いではありません。

なお、もし入会していて、退会をする場合は 【退教互に自分で電話】→【自宅に退会届が届く】→【退会届を退教互に送る】という手続きになります。

最後までお読みいただき、ありがとございました!

 

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